2015年1月28日水曜日

20代を振り返って

自己否定だらけの毎日の中で一点の光を見出すとしたら
私のここ4か月程を締めているメイクレッスン。
(今書いて気づいたけど、まだ4ヶ月なんですね…(°_°))

やりはじめてよかったなぁと心から思うのは、
色んな人が喜んでくれるってのも一番だけれど、
教えることで基礎を改めてアウトプットして一から組み立てるので、
メイクが結構なスピードで上達した気がする。
リクエストに応えることでボキャブラリーもかなり増えました。


私は13歳くらいから女装していて(当時から白塗りだった。汗)
18歳で大学進学と共に未だ自分が完成しない状態のまま
ドラァグクイーンという枠の中に入ってしまった人間だから、
ドラァグクイーンメイクの「ステロタイプ」になってしまっているなぁ
と前々から思っていたので、
そこから抜け出さねばならんいいなぁと日々思ってた訳で。




(ブログ書いてて気付いたんだけど13歳からでもうすぐ30歳だから、
もう17年、人生の半分以上女装してるんですね。。。汗)


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「出来ることをなんでもかんでもやらされる」

のと

「出来ることならなんでもやります!」

と挙手して生きるのは全然違うのね。


それはあと一ヶ月でもう30歳になってしまう私の、
20代最後に受け取った最高の財産となりました。



私はこう見えて「やりたい事」が何も無い人間で、多分これからも無いと断言出来ます。



「なんでもでもやってみます!」
と言って良いほどもう若くもないのも自覚してるんだけども。


でも20代振り返って見ると、やりたい事も見つからなかったし、
就職どころかアルバイトも恋人もまともに出来なかったし。
人が集まる飲み会とかでわーきゃー騒ぐのも苦手だし。
これらもこれからも出来るとは思い難いので、期待するだけ無駄でしょう。


年齢を重ねると楽になるといいますが、私のコミュ障は日々促進していくばかり。
世の中には年齢を重ねるほどしんどくなっていくタイプの人もいて、
私はその典型例なのです。

人間的な事は一切出来ない、向いてない。
私は社会生活に支障を来すほどの結構な人格障害者だと自覚するまで
しばし時間が掛かってしまいました。


否定ではなく事実として、
振り返れば履歴書に書くような立派な事は何も無い、
何も積み重ならなかった20代でした。


最近とある人から
「人間になりたい」
という言葉を最近聞いたんだけど、それはエネルギーとしての発言で
その言葉の持つ原動力と共にその人は前向きに歩いている人でした。

私も20代半ばまでそういうエネルギーを持っていましたが、
年齢関係なく私にはそんなエネルギーも無くなってしまいました。



どうせこのままやりたい事や自分の欲求も見つからない人生だから
とりあえずなんでもかんでも人が喜んでくれてリスクを背負わないで
小銭くらいになることをとりあえずやって、
それで多少の人が喜んでくれたらいいや。

私が死んだ時に残った家族が葬式上げるのに
迷惑が掛からないようにしておけるように勤めて生きなければ。

死ぬ準備を進める決意を改めてしたのでした。





私にしては前向きな(そして前向きとはなかなか思わないであろう)ブログでした。


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