2014年3月22日土曜日

アナと雪の女王を見てきた ※ネタバレ注意※



ディズニー映画「アナと雪の女王」を見てきた。
ディズニー初のダブルプリンセス。
エルサ女王のオリジナルキャストがIdinaMenzelということで
とってもウィキッドっぽい!
挙句プロモーションでモリモリ使われている「LetItGo」はかなりその歌詞の意味も
ますますウィキッドっぽい!


「おいおいUSJにウィキッド持っていかれたからって焦るなよディズニー」
と心の中で思いつつもまぁそこは大手企業、
稚拙な事は思わせずにあえてスキャンダルを逆手にとって夢と魔法を見せてくださるでしょう!
・・・と期待して胸ワクワクさせながら見に行きました。


ところで何で「Frozen(アナと雪の女王)」を春に?






***以下、ネタバレ含みます ***




全体的なストーリー(脚本)の印象としてはとにかく薄~い(゚д゚)
 展開が速すぎて、前半のエルサ女王の葛藤が全く伝わって来ない。
アナの活発さも触られだけしたような状態で、
全体的にピントがあっていない写真を見たような印象。
とって付けたようなティズニー初のダブルプリンセス名乗る割には視点がアナに偏りすぎてて
「これじゃエルサただの勝手な女じゃん!」という印象。
そして姉妹の仲の良さも伝わって来ない。。。


メインの「Let It Go」のシーンは、まるで取ってつけたようなシーンという印象。
めちゃくちゃなエルサ女王のキャラ変。いきなり~?という実に不自然な印象。
映像的に見て、雪の城を建てる魔法のシーンは映画館で見てよかったな位ではあったけど。
あまり印象的でもなく。うっとりするような素敵な感じは無かったな。
「Let It Go」よりも雪の城の中でエルサがアナを追い出すシーンの方が印象的だったかな。


 ディズニープリンセスって、基本的にロリキャラが多かったので
エルサ女王のような大人っぽい綺麗なプリンセスは少し新鮮でした。


途中で掌を返される王子とのロマンス設定は、「これ脚本描いたの女やろ!」と思ったらエンドロールでやっぱり女性でした。
これその日に出会って結婚というディズニーの作り上げた「幸せ」の夢を自虐してないか?(゚д゚)


後ほど得た情報によると、


始めはエルサ女王は悪者だったらしい。
で、イディナ・メンゼル=ウィキッドからヒントを得て今の形に路線変更したらしい。
何度も制作が頓挫しかけて、脚本が変わっていったのだな。






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という訳で色々突っ込みどころ満載の映画でした。


 夏の映画「Maleficent」はどうかしら。
予告の映像を見た目の時点では、
マレフィセント独特のオカマっぽさ、スペイシーさ、圧倒感が無い。
これじゃゴシックナイトにでもいそうなただの綺麗なゴス姉ちゃん。
龍に変身するのが魅力なマレフィセントに何故か鳥類の羽が生えちょる。


既に不安要素満載(´Д`)