ロウズギグルズと鶯谷のキネマ倶楽部でやっているデパートメントＨへ。
はじめてデパートメントＨへ遊びにいってから丁度一年。
行く度にオープニングのドラァグクイーンの仲間に温かく迎え入れてくださる
クイーンの皆様、いつも本当にありがとうございます。
今日はオープニングに間に合いそうにも無かったので、
ステージには立たずロウズギグルズのエスコートに専念。
エスコート・・・と言ってもエレベーター開いた所に
寺嶋真理監督「アリスの落ちた穴の中」というロウズギグルズを映画にした時に
アリス役で出演したマメ山田さんが
「え？！なんでいるの？！」と仰っていたり、
ゴッホ今泉さんが「一度出て頂きたいと思っていたんです～！」と一目見るなり言われたり
「ロウズさん！」と仮面の男性が話しかけてきたりと流石2人は有名人。
何処に行っても目立ちます。笑
関西の友人と東京のクイーンのショット、
なんだか不条理な夢でも見ているような気分になりますね。笑
告知タイムにステージに上がらせて頂き、
ロウズがマイクを手に取りToecocotteと写真集の宣伝。
悲鳴で終わるダークメルヒェンショーを簡易的に是非やりましょう！と言う事で
締め括りにキネマ倶楽部にロウズの叫び声が響き渡りました。こういうのもなかなか良いでしょう。笑
東京のお客さんは何処に行っても凄く温かくて、
妙な棲み分けを作らずに「面白い」「好き」と言ってくださいます。
デパートメントHは本当にいろんな方が「MIX」されていてまさに「サロン」
「こんなに楽しいパーティーはなかなか無いね」
とギルさんもロウズもご満悦でございました。
＊＊＊ ＊＊＊ ＊＊＊
私がロウズときちんと知り合ってから今年で４年。
東京に引っ越してきて私がショーに参加する割合は少なくなってしまったけれど、
お互いの事をきちんと理解した「大親友」の一人になったロウズ。
今思えば最初はお互いに理解が出来ない事が多かったように思うけれど、
現在は物凄い信頼関係で結ばれています。
知り合った当初、私はとても気が荒れていたのですが、
ロウズと仲良くなった事で私は変わり、
少し「人を信じてみようかな」という気持ちが生まれるようになりました。
一番最初にかわしたギルさんのくれたメールで、
私は荒れて張りつめていた気がとても緩みました。
Yuwanちゃんの素直な可愛さ、4歳にして大人の気遣いに
私の中で勝手積み上がっていた高慢さは崩れました。
気持ちが荒れている人。
誰が何を言っても聞く耳が持てなくなってしまっている人。
被害者意識ばかりが動いてしまっている人。
そんな人を
「言っても無駄でしょう」とさっさと諦めて見捨ててしまう人もいれば
長い目で見守ってくれる人もいます。
でも、ロウズは
「言っても無駄かもしれないけど、言ったらなんとかなるかもしれないじゃない！！」
と、周りの目を気にせずに自分の「正義」を持ってる人なのです。
