2015年3月3日火曜日

走馬灯

季節性の鬱かしらん??

と思うくらい最近口癖のように辛い辛いと思っておりました。

「頑張りすぎよ」
「疲れてるんじゃない?」
「顔疲れてるよ」
と言われるけれど実際は仕事をしているほうが気持ちは楽なのです。
実際疲れたような人相なのです。

この間22日に30歳になってしまったので
恥ずかしながら改めて人生を振り返ってみました。

中学生の頃にヒソヒソと気持ち悪がられるのを逆手に取って女装したのが
大学生の時になるべきドラァグクイーンという場所に落ち着いて
それどころか東京じゃ絶対に見る事が出来なかったであろう
雑誌て見てた憧れた桃源郷の人たちがそこにいて
たまたま入学した大学では
80年代アングラビューティーのディレクションを務めた先生に
いつの間にか指示していて、
若い頃は自制の効かないくらいのガチのキチガイだったにもかかわらず
結構いろんな人から可愛がってもらってたなぁ。

大学卒業したら就職もきまらず(っていうか就職活動もせず)
プータローだったけど、
いつの間にか人生ではじめて店ごと欲しくなったお店の仕事をさせてもらって
その商品も結構よく売れてくれてるっぽいし
(こう書くといやらしいけど皆いいと思って買ってくれているからいいのだ)
東京砂漠でもなんだかんだこんなバケモノを目に留めてくださりお仕事を頂き
東京来ていい加減に自営業(メイクレッスン)を始めたら
一ヶ月でバイトもしないで生活できるほどのお客さんが集まってくださり、
大好きだったバンドの人はショー見に来てくれるし、
「仲良くなりたいな」と思ったアーティストは大概仲良くなってる。
関わりたくないなと思う人は寄ってこない。

今も「え??この仕事私がやっちゃっていいの??汗」
というお仕事の準備をしている。まだ未定だけれど。

若い頃だったら仕事が来てきっと思い浮かれてハメ外していたんだろう。
素敵なお仕事が来ても鬱々としているのは、
鬱々としているんではなて慎重に動こうとしているだけなのかもしれない。
もう、思い上がり浮かれるほど若くないんだな。

実際は履歴書に書くようなこと経歴も恋人も一度も出来た試しがないし、
私は負け犬には違いないけどこうやってアウトプットしてみると
結構ありがたい人生なのだった。