2017年7月18日火曜日

「BizarreWitchCraft」のロゴと、東京イフティファール2017へ出店


最近は東京でちまちまとメイクレッスンしかしていない私ですが、
つけまつげを一緒に製作しているdoMaのイズミちゃんから
「イフティファールが出店ブース募集してるよ〜」

とメッセージ。
7月はメイクレッスンが恐ろしいくらい暇だし
試しに応募してみようかな、、、
でも日本最大級のベリーダンスイベントだしな、、、相手にされなかったらどうしよう

・・・と不安になりながら
応募メールに企画書ばりの自己紹介文を送ったら、
2年ほど前にアルマズちゃんとメイクレッスンに来てくれたことのある
上田奏さんからフェイスブックで返事が来ました、、、
上田さん、、社長さんだったのね、、、、知らないって恐ろしい。汗

イフティファールは、
まだベリーダンスの世界と関わったことのない
10年くらい前からyoubueの動画でニコルさんが踊っているのを見つけて
それはそれは格好良いイシスウィングさばきと振り付けで
貧乏心に憧れていた東京オシャレ煌びやかイベントなのですが
(それで憧れて買った紫色のイシスウィングがマレフィセント衣装の中に仕込まれている)
10年経過してまさかこんな泥臭い私が出店する日が来るとは、、、
う〜む。人生とはわからない物である。


*** ***


過去に様々なイベントに出店する度
「フライヤーに載せるのはスカーレットメイクレッスンでいい?ロゴないの?」
と聞かれていたのですが、
勢いとノリで始めてた私の暇つぶし(メイクレッスン)に屋号とかロゴとか
そんなご立派なものはなかったのですが、いよいよごまかしが効かず、、、


いろいろ考えた結果私の屋号?は

BizarreWitchCraft

に決定。
前々からうっすらと思い浮かんでいた言葉だったのですが、
「私に影響を与えてくれた人達はみんな魔女だな〜。
その魔女は普通の魔女じゃなくてちょっと奇妙な魔女だな〜〜
その人たちも影響を受けた魔女がいて、、、
そういう文脈というか歴史というか、を大事にする名前がいいな〜〜
そう考えると私もその奇妙な魔女達による制作物だな〜
私も生きている間はそういう図書としてウィルスを撒き散らしていきたいな〜

そうだ、「BizarreWitchCraft」(奇妙な魔女の工作)にしよ」

って感じで決まりました。



私の恩師的存在ドラァグクイーン、まさに「先代の奇妙な魔女」の代表である
 d.k.ウラヂさんに毎度ワガママ言ってお願いしてロゴを作ってもらいましたよ。
オーダーして一週間ほどしたら、、、







うぎゃああああなんかすごいのができた〜〜〜!!!!!嬉しい〜〜〜!!!

タコ!タコ!!!たっこーーー!!!
最初ウラヂさんに「魔女のマークでナイトメアビフォアクリスマスっぽいの〜〜」
とリクエストしたら「いいけどハロウィンぽいよ?タコにしたら?宇宙っぽいし他にないだろうし」
とアドヴァイスいただいたら
もう素晴らしすぎて刺青にでもしたくなるようなのが来ました!(しないけどw)
このアールヌーヴォー芸術も真っ青な足の曲線!構図!!
あー格好いい!嬉しいなあ〜〜〜これで何作ろっかな
オリジナルミラー?トートバッグ?アイフォンケースかな??
ああ嬉しいウラヂさん本当にありがとう!嬉しい死んでも大事にしまーす!


***


当日の朝〜8時半起き。
いつも寝る時間くらい。。ウヒィ


当日の朝早起きしてメイク開始。
目をこすりながら眉潰しで眉毛を消します。


会場に向かうタクシーの中。笑

この日は黒のペイントカラーと黒いアイシャドウパレットで
スモーキーアイにしてみました。お店には商品サンプルのディスプレイが必要ですので
自らを犠牲にしメイクアップです。そう、私の女装姿は販促品!
グリーンのカラコンとオリーブのビンディを合わせてみました。


狙い通り遠くからでも一目でわかっていただけたそうです。作戦成功。


過去に何度かイベント出店して一人でやって
もう泣きそうになるくらい大変だったので
(こう見えて甘え下手)
スタジオサフィーヤのサニヤちゃんと
大阪メイクレッスンのオーガナイザーまりこに
SOSを出して手伝っていただきました。

うう、本当にありがとう、、泣
(二人の膝の上にはブースで使うアンティークの悪魔の彫刻が施された椅子が乗ってますw)


ブース完成。笑
グロテスク装飾のヴィクトリアンチェアに
魔法陣カーペットにペルシャ絨毯にオットマン譜面台も必要だ!
こうしていろいろ持ち込めるのも手伝ってくれる人がいるからですね。
ありがたや。


サニヤちゃんもドレスアッープ!
スカーレットさんの手伝いは薄給ですがまかないと当日のメイクレッスン付きです。
テキパキ動き回ってくれるサニヤちゃんさすができる女、、、
可愛い白い羽のヘッドドレスはfigさんのブースで当日購入。
まりこの写真は撮り忘れた、、、ごめんね



エヴィルクイーンと白雪姫みたいでしょ。
白雪姫の方が年上なんだけど。笑

開場前にニコル組の咲里さんとヒトミさんがご来店。
お願いされたのでちょっとしたお化粧のお直し。
びびでばびでぶー



きれいでしょ。(私含)
楽屋で好評だったとお褒めいただきました。嬉しいな
もっと細かいところまで時間かけて直してあげたかったな。。


実に誠にお久しぶりなイーちゃんさん(この呼び方おかしい?^^;)と
ミラさんと。
衣装可愛かったな〜紫陽花がイメージだそうです。
つけまつげビンディご愛用いただいてます。ありがたやー


こちらもう語れば長くなってしまう大好きなアルマズちゃん!
現役エジプト在住ライセンス持ち日本人ダンサーです。
こんなに素晴らしい日本人ダンサーがいる事を、
もっと多くの日本人に知ってほしいなぁ。
アルマズちゃんの衣装のファッションセンスの「過剰さ」が大好き。




会場に遊びに来ていた茨城の男性ベリーダンサーカズヤくんを挟んで。
彼のパフォーマンスもまた天地がひっくり返るほど格好良い。
そして会うたびその胸に飛び込みたくなるほど優しいお人柄とです。笑
また見たいなぁ。

かずやくんをはじめ、
いろいろな方がブースで売っている化粧品を友達に勧めてくれてました。
salmaちゃんなんてブースの中に入ってすごく的確な商品説明まで説明してくれてた。。。



*** ***


「30代の私は人に恵まれてるな。」
良く見かけるこの言葉、
なんだか薄っぺらい気がしてあまり好きじゃないんだけれど、
私は今これ以上ないくらい人に恵まれてるんだな。

素敵な幾人かはいた。
でも20代の間あまりに人に恵まれ無さすぎたから本当に心に沁みる。
(自分に見る目が無さすぎたのが原因だけど)


全身を使って表現するダンサーさんにとって顔っていうのは
「たかが顔」くらいの大きさでしかなくて、
(もちろん「されど顔」だと思うけれど)
でもダンサーはその「たかが顔」さえも逃さない。

最後尾の席からは、
もちろんダンサーさんの顔の表情なんか見えないんだけど、
最後尾からでも少しだけキラッと光るミラさんの
スワロフスキーのまつ毛?ビンディ?を見て、
その「たかが」に対する責任感を感じました。


私はそんな責任感ある人達ののお手伝いがもしかしたら出来てるのかも知れない。
これ以上の仕事はないな、今この場で心臓発作が起きて死んでも
この世に未練はないな。
店番の合間だけ、
イフティファールのショーを最後尾の出店スタッフ席で見ることができて、

そんな風に素直に今の生活の充実を実感するのであった。

深夜テンションで妙に長いぜよ。すまん。

あ、イフティファールで私のメイクのうまさに目がくらんだみなさん、
メイクレッスン是非リピート受講してくだされ。優しくなったよ。